アプリコ公演情報

フレッシュ名曲コンサート
若きピアニストによる「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲」演奏会

2017 03/05 (日)

公演(公演情報)_施設_アプリコ

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番~第5番(全曲)を1日で聴く!スペシャルなコンサートが実現!!!
演奏を彩るソリストたちは、期待の新人ピアニスト5人が集結!
ベートーヴェンのピアノ協奏曲をたっぷりと聴き入る機会は、なかなかありません!お聴き逃しなく!!
また、若手ソリスト4人(1人は留学中のため欠席)に、コンサート出演への想いをインタビューしました。
 内容はこちら▼
  • 若手ピアニスト達へインタビュー
  •  
    会 場 大田区民ホール・アプリコ 大ホール


        


     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    開 演
    (開場)
    15:00 (14:15)  ※18:40終演予定  ※休憩2回
    出 演 岩村 力(指揮)
    加藤大樹、岩崎洵奈、桑原志織、今田 篤、實川 風(ピアノ)
    東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(管弦楽)
    曲 目
    ベートーヴェン: 
      ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15(ソリスト:加藤大樹)
      ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19(ソリスト:岩崎洵奈)
       ----- ----- ----- ----- ----- ----- -----
      ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37(ソリスト:桑原志織)
      ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58(ソリスト:今田 篤)
           ----- ----- ----- ----- ----- ----- -----
      ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」変ホ長調 Op.73(ソリスト:實川 風)
    主 催
     (公財)大田区文化振興協会  
     (公財)東京都歴史文化財団   
    企 画
    協 力
     東京オーケストラ事業協同組合 

    チケット情報

    オンラインチケット購入チケット発売中
    チケットの購入方法についてはこちらをご覧ください。

    料金(税込)

    全席指定 ※未就学児不可

    S席:5,000円   A席:4,000円   U25:2,000円

    各種サービス内容

    Under25シート

    Under2525歳以下の方が対象の割引制度です。
    公演当日に残席がある場合のみ販売します。年齢が確認できるものをご提示ください。

    指揮者プロフィール

    岩村 力   Chikara Iwamura




                ⒸNaoyasu Uema
     早稲田大学理工学部電子通信学科、および桐朋学園大学演奏学科を卒業。
     黒岩英臣、飯守泰次郎、小澤征爾、R・シューマッヒャーの各氏に師事。
     マスタープレイヤーズ指揮者コンクール優勝、グゼッラ国際指揮者コンクール第2位など数多くのコンクールに入賞。95年・97年フェラーラ市立歌劇場の招待を受け、クラウディオ・アバド氏のもとで研鑚を積む。またシャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ジャン・フルネ、イヴァン・フィッシャーなどのアシスタントを数多くつとめた。 01年以降は、ザグレブ国際現代音楽祭、ザグレブ・フィル、バーリ響、NHK交響楽団定期演奏会への出演、アルゲリッチの要請によりイタリア/コルティナにてパドヴァ室内管と共演するなど、国際的に活躍の場を広げている。また、11年以降は関西フィル(ソリスト:神尾真由子)、兵庫芸術文化センター管弦楽団(ソリスト:林英哲)、東京シティ・フィル、仙台フィルの各定期演奏会にて日本人作曲家の作品を取り上げ、高い評価を博す。2015年、兵庫県功労者表彰(文化功労)受賞。   
     2000-07年NHK交響楽団アシスタントコンダクター
     2010年より兵庫県立芸術文化センター管弦楽団レジデント・コンダクター       

    ピアニストプロフィール

    加藤大樹   Daiki Kato






        ⒸK.Miura
      1990年生まれ。東京都出身。4才からピアノを始める。
     2013年にポーランドで開催された第9回パデレフスキ国際ピアノコンクールにおいて第3位、及びビドゴシュチ市長特別賞(古典ソナタ最優秀演奏賞)を受賞。 その他にも第7回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞、第17回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位、第5回ASEAN国際協奏曲コンクール(インドネシア)第1位、第11回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール(ドイツ)Bカテゴリー第3位、第10回ショパン国際ピアノコンクール in ASIAコンチェルトC部門銀賞、第33回ピティナ・ピアノコンペティション特級銀賞、併せて王子賞受賞など国内外のコンクールで多数の受賞歴がある。
     これまでに大友直人、小林研一郎、梅田俊明、小泉和裕、現田茂夫、岩村力、内藤彰、円光寺雅彦、松井慶太、Gabriel Laufer、Marek Pijarowski、Tadeusz Strugała各氏指揮のもと、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、セントラル愛知交響楽団、インドネシア国立交響楽団、パデレフスキ・フィルハーモニー交響楽団、スデッカ・フィルハーモニー交響楽団等と共演を重ねる。国内ではサントリーホール、東京文化会館、紀尾井ホール、杉並公会堂、横浜みなとみらいホール、愛知県立劇場、ザ・シンフォニーホールなど主要コンサートホールでの演奏会に出演するほか、イギリス、イタリア、ドイツ、ポーランド、リトアニア、シンガポールなど海外での演奏活動も盛んに行う。2016年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
     昭和音楽大学卒業、同大学院修了。現在、昭和音楽大学博士後期課程2年、同附属ピアノアートアカデミー在籍。江口文子氏に師事。

    岩崎洵奈  Junna Iwasaki








       東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業。ウィーン国立音楽大学ピアノ科にてヤン・イラチェック氏に師事。室内楽、伴奏法をマインハルト・プリンツ氏に師事。
      2008年第4回ウィーン国立音楽大学ヨーゼフ・ディヒラーコンクール第2位。2010年ヴァル・ティドーネ国際音楽コンクール(イタリア)第5位、シュリッツピアノアカデミー国際コンクール(ドイツ)第3位、ライプツィヒ・シューマンハウス賞、ヘッセンムジークアカデミー賞受賞、ロータリークラブ奨学金授与。2010年第16回ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ)においてディプロマ賞受賞、審査終了後、審査員のマルタ・アルゲリッチ氏より賞賛を受ける。2011年トレロドネス国際音楽フォーラムフェスティバル(マドリード)に招待されショパンのピアノ協奏曲1番を演奏。平成21年度文化庁新進芸術家海外研修生。
     これまでに、オーストリア、スペイン、ポーランド、ベルギー、ドイツでのリサイタルに出演。イラン、カタール、アラブ首長国連邦でもツアーを開催。2012年度、CHANEL Pygmalion Daysアーティストに選出。2013年、2月、NHK-FM「リサイタル ノヴァ」に出演。これまでに三ツ橋敬子指揮セントラル愛知交響楽団定期演奏会、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、現田茂夫指揮神奈川フィルハーモニー管弦楽団等と共演。2015年9月には、東京文化会館にて開かれた第515回日本モーツァルト協会例会演奏会にて、ヴァイオリニストのセルゲイ・マーロフ氏と共演、「音楽の友」誌にて、絶賛される。2013年4月より、ベーゼンドルファージャパンにて、インペリアルピアノレッスン講師。2015年日本アコースティックレコーズより、デビューCD「J First」をリリース。
     これまでに藤井博子、笠間春子、青柳晋、田部京子、フェルナンド・プチョール、海老彰子、アキレス・デレ=ヴィーニェの各氏に師事。
     公式HPhttp://www.junnaiwasaki.com/  公式ブログ:http://s.ameblo.jp/junnaiwasaki/

    桑原志織 Shiori Kuwahara







     1995年東京生まれ。
     2014年第83回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。2016年第62回マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール第2位、最年少ファイナリスト賞受賞。
     東京藝術大学附属高校在学中より、PTNA特級銀賞・聴衆賞・王子ホール賞、東京音楽コンクール第2位、ルーマニア国際音楽コンクール第1位・オーディエンス賞、福田靖子賞優秀賞等を受賞し活躍の場を広げる。2014年度ヤマハ音楽振興会奨学生。
     これまでにソリストとして、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、北チェコ・テプリツェフィルハーモニー管弦楽団等と共演。東京文化会館モーニングコンサート、日本財団、カワイ表参道、杉並公会堂等各地でリサイタルを行うほか、ホノルルNBCコンサートホールや、ウィーン国立音楽大学内フランツ・リストホールの演奏会にも招かれて出演。
     2015年国際音楽祭ヤング・プラハでは、ドヴォルザークホール(プラハ)や在チェコ・ポーランド大使館にて演奏し、いずれも好評を博す。
     また国際アカデミーにて多くの著名な海外ピアニストの薫陶を受ける。
     現在、東京藝術大学3年在学中。伊藤恵氏に師事。学内にてアリアドネ・ムジカ賞受賞。
     江副記念財団第44回奨学生。東京藝術大学宗次德二特待奨学生第1期生。

    今田 篤   Atsushi Imada







     1990年静岡県掛川市生まれ。
     2016年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー・ブリュッセル)入選。2008年青少年のためのクライネフ国際ピアノコンクール第2位(ウクライナ・ハリコフ) 、2007年第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位、第34回ピティナピアノコンペティション特級銀賞、 第79回日本音楽コンクール第2位、2013年第11回東京音楽コンクール第2位。
     これまでにマリン・オールソップ指揮ベルギー国立管弦楽団、ポール・メイエ指揮王立ワロン室内管弦楽団、ロッセン・ゲルゴフ指揮読売日本交響楽団、岩村力指揮東京交響楽団、岩村力、梅田俊明指揮日本フィルハーモニー交響楽団、曽我大介指揮東京フィルハーモニー交響楽団、クラウディオ・クルス指揮リベイラン・プレート交響楽団(ブラジル)、クラウディオ・クルス指揮サンパウロ青少年交響楽団等多数共演。
     2008年度(財)ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生。2011年、2014年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。2013年度宗次エンジェル基金/新進演奏家国内奨学金奨学生。 2015-17年MSC Stipendium受賞。  これまでに寺田美智子、三好のびこ、故堀江孝子、横山幸雄、クラウディオ・ソアレス、伊藤恵、ドミトリー・アレクセーエフ、ルーステム・サイトクーロフの各氏に師事。
     2016年7月K.&J.ガンダー奨学生として英国王立音楽大学修士課程を卒業し、現在東京芸術大学大学院修士課程に在学中。

    實川 風 Kaoru Jitsukawa








      2015年10月フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて1位なしの第3位を受賞、併せて最優秀「リサイタル賞」及び「新曲賞」を受賞した。
     1989年12月28日千葉県出身。
     東京藝術大学音楽学部首席卒業、および同大学院修士課程修了。
     2007年ショパン国際コンクールin ASIA一般部門金賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞・聴衆賞受賞。2008名古屋国際音楽コンクール第1位、併せて聴衆賞・ビクター賞・名フィル賞を受賞。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。2013年サザンハイランド国際ピアノ・コンクール第2位(オーストラリア)、2015年3月に行われた「日本ショパン ピアノコンクール」において第1位を獲得した。
     これまでの輝かしいコンクールでの受賞と共に国内外でのリサイタルや室内楽での活躍も目覚ましく、上海音楽祭への参加やロン=ティボー=クレスパン国際コンクールの直前には、ショパンの命日に合わせてフランスのノアンで行われた“ショパン・ナイト”に出演しヨーロッパ・デビューを果たした。これまでに、ポーランド国立クラクフ室内管、東京ニューシティ管、東京フィル、ニューフィル千葉、東響、名古屋フィルとの共演等がある。
     2008年度ヤマハ支援制度奨学生、2011年シャネル・ピグマリオンデイズ参加アーティスト。ピアノを山田千代子、ダン・タイ・ソン、多美智子、御木本澄子、江口玲の各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に、室内楽を川中子紀子、伊藤恵の各氏に師事。東京藝術大学内にて、アリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス賞、大賀賞を受賞。2011年には名古屋名駅ロータリークラブ椿賞を受賞している。
     2015年1月より1年間ヤマハwebサイト「ピアニストラウンジ」にて“どこ吹く風 PARTⅡ~實川風の音楽日記~”を連載、ユニークな視点と文章に多くの人気が集まり、現在はバックナンバーとして公開されている。3月23日にはソニー・ミュージックダイレクトより“The Debut(ザ・デビュー)”というタイトルでCDデビューを果たした。
    公式HP: http://kaoru-jitsukawa.net
    後援会HP: http://infojitsukawakaoru.wix.com/jitsukawakoenkai

     
     
     
     
     
     
     
     

    管弦楽プロフィール

    東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団  
         Tokyo City Philharmonic Orchestra


    Ⓒ大窪道治
     1975年設立。現在、常任指揮者に高関健、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎を擁し、年間100回を超える公演は、定期演奏会を柱に、オペラ、バレエ公演やテレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』を通じてその新鮮な魅力溢れる演奏を披露し日本全国で好評を博している。 これまでに飯守泰次郎の指揮で「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラ」シリーズを展開し、「ニーベルングの指環」全4部作をはじめとするワーグナー7作品を上演。2005年「ローエングリン」では第2回三菱信託音楽賞奨励賞を受賞した。また矢崎彦太郎の指揮で、近現代フランス音楽を幅広く紹介する「フランス音楽の彩と翳」シリーズを展開すると共に、海外公演に積極的に取り組み、音楽を通じての各国相互交流事業の一翼を担ってきた。他方で地域コミュニティでの活動も積極的に展開している。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとう定期演奏会、公開リハーサル、ジュニアオーケストラの指導、ワークショップなど、地域に根ざした音楽文化の振興を目的として幅広い活動を行っている。

    若手ピアニスト達へインタビュー


    アプリコ大ホールで行う「フレッシュ名曲コンサート」は、《ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲演奏》という今までに例のないコンサートと言っても過言ではありません。ソリストとしてピアノ演奏するのは、これから期待される若きピアニスト5名。それぞれの作品をひとりずつ演奏します。そこで、今回「フレッシュ名曲コンサート」に出演する若きピアニストたちにお話しを聞きました♪

     
     取材を行ったのは、台風9号が関東に上陸した8月22日。
    この日参加したのは、岩崎洵奈さん、加藤大樹さん、桑原志織さん、
    實川風さんの4人。
    今田篤さんは、留学期間中のため、残念ながら参加できませんでした。
    台風直撃にも関わらず、なんと、集合時間・解散時間には雨・風がおさまるという、
    素晴らしい運を持っている4人のソリストたちとの対面に期待が高まりました。

     
    • 今田 篤さん<留学中>からのメッセージ♪


    •   

       本日は、嵐の中、大田区民ホール・アプリコまで足をお運びいただきまして、ありがとうございます。
      さっそくではありますが、最初にピアノを始めたきっかけをそれぞれ教えてください。






      桑原: 劇的な出会いをお話しできればよいのですが、習い事のひとつとして、始めました。ピアノ、水泳、バレエ、お絵かきなどをならっていたのですが、長続きしたのが、3~4歳で始めたピアノとバレエでした。そして小学4年生くらいの時に、どちらかひとつに絞ることになって、ピアノを選択しました。家には、母が使っていたアップライトピアノがあり、そのピアノで練習していました。
      加藤 僕も、習い事のひとつとして、始めたのですが、家に最初ピアノはありませんでした。母が音楽を聴くのが好きだったので、ピアノをやってみたい?と聞かれて、やってみたいと言ったようです。弾き始めたのは4歳の頃です。

              
      岩崎: 私は3歳の頃からピアノを始めました。両親は音楽家ではありませんが、聴くのが好きで車の中ではいつもクラシック音楽を聴いていました。祖母が母に持たせた嫁入り道具のピアノが置いてあり、誰も弾いていなかったものを私が遊びながら押しはじめたのがきっかけけです。
      實川: 他のピアニストの方のきっかけを聞く機会はなかなかないので、面白いですね(笑) 僕も特別なことはないのですが、父が家でCDをかけながら割り箸で指揮するような音楽好きであったこともあり、最初ヴァイオリンを習わせようとしたみたいです。でも近所にヴァイオリン教室がなく、ピアノ教室に通い始めた、というのがピアノとの出会い・きっかけです。3歳から始めました。
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       ♯皆さん、きっかけは習い事のひとつ、という感じなのですね。
      それでは、プロのピアニストになろう!と思ったきっかけというのはあるのでしょうか。



          桑原志織


      桑原: まだまだ研鑽中の身なのですが小さい頃から人前で演奏することが好きでした。最初のきっかけは、中学2年の時に全日本学生音楽コンクールに初めて出場し思うような結果を残せず悔しい思いをしたことかもしれません。そして中3のときに大学までの一貫校をやめて音楽高校に行くことを決め、滑り止めも受けずに一発勝負で東京芸術大学付属高校を受けました。合格したので良かったのですが不合格だったら今思うとなぜそのような思い切った決断をしたのか不思議ですがお客様に演奏を聴いていただくことが本当に好きなのかもしれません。
      加藤 普通の子どもが、野球やサッカーを習うように、ピアノを習っていました。10歳の時に今も習っている先生に出会って新しい音楽の世界を知り、16歳の時に初めて出場した国際コンクールをきっかけに、音楽の道に進みたいと決意しました。

           加藤大樹
      岩崎: バレエ、水泳、空手、お習字、塾など、習い事をたくさんやっており、ピアノもその一つでしたが、小さい頃は、発表会が何より大好きでした。バレリーナに憧れたり、CAになりたいなと夢見た事がありましたが、音楽に助けられ、ピアノを弾く事が好きだったので、ピアニストを目指すようになりました。そして、中学生の時にショパンコンクールのドキュメンタリーを見て、強く憧れるようになりました。
      實川: 小学6年生の文集に、スクリャービン、プロコフィエフが弾けるようなピアニストになりたいと、漠然のあこがれは持っていましたが、現実的に、自分自身でピアニストとしての自覚を持つようになったのは、大学に入ってからです。あと、父の影響で小さい頃から生の演奏に触れていたことも、大きかったかもしれません。

       #“あこがれ”から“本気”になるタイミングというのが、あるのですね。
      今、真剣にピアノと向き合っている皆さんなのですが、もしピアニストではない人生を歩めるとしたら、
      やってみたかった職業とかありますか?



      桑原:
       私はやりたいことがいっぱいありました小学生低学年の頃はビズ屋さんお花屋さん高学年の時は宇宙飛行士でした。
      加藤 僕も実は、宇宙飛行士にあこがれていました。でも、虫歯があるとなれない、ということを知って、あきらめました。
      岩崎: 飛行機が好きだったので、キャビンアテンダントにはあこがれました。あとは、バレエを習っていたので、バレリーナにもなってみたかったですね。

       
      實川: プロ野球選手に、ずっと憧れています。野球がすごく好きなのです。小学生の頃も野球をやりたかったのですが、ピアノがあったので、できませんでした。今も試合をしてみたいです。草野球とか、機会があったら、やりたいですね。
       
       
       
       
       
       
       
       

       ♯宇宙飛行士になりたかった人がお二人いるとは、驚きです。
      岩崎さんも實川さんも、雰囲気に合っている職業ですね。でも、皆さんは、ピアニストとしての道を歩まれているので、
      3月5日のフレッシュ名曲コンサートについてお話しを伺いたいと思います。

           今回、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲をそれぞれが1曲ずつ演奏されるのですが、
      この公演で意識することだったり、聴きどころなどをお話しください。

      桑原: 偶然ですが、最近、<ハ短調>の作品をよく演奏しています。べートーヴェンのハ短調の曲としては、有名な交響曲第5番「運命」がありますが、今回私が弾くピアノ協奏曲第3番もハ短調です。ベートーヴェンのハ短調の作品には大変ドラマチックなものが多いのです。 もう1つ、この時代はピアノ製作の発展期で鍵盤数が増えていきます。第3番作曲中に、ベートーヴェンはエラール社から、鍵盤数が61から68鍵に増えた最新型のピアノを寄贈されました。そのため、第1、2楽章にはない高音域が第3楽章では登場します。最高音域の部分はとても煌びやかで、ベートーヴェンらしい、希望・前進を感じる最終楽章だと思います。 
      加藤: ベートーヴェンのピアノ協奏曲を1人のピアニストが演奏する、という公演はあると思うのですが、僕らのような若い年代のピアニスト5人がそれぞれのベートーヴェンの協奏曲に挑むというのは、滅多にない、とてもめずらしい公演だと思います。また、僕が演奏する1番は、実は、最初に書かれたピアノ協奏曲ではないのです。0番という作品がありまして、第2番を先に書き始めていたのですが、ベートーヴェンが2番を大切に書いていたため、後から書き始めた1番が第1番になったという経緯があります。また、ベートーヴェンの作品を語る上で、重要な点がピアノの楽器発展です。楽器の発展とともに、ベートーヴェンの作曲法は変わっていくので、面白いですし、一日で体感することができるのが今回の公演でもあります。



           實川 風
      岩崎: 最初、この企画のお話しを伺った時、すごい面白い企画だなと思いました。普段、ピアニストはひとりが多いので、一緒に過ごせる仲間がいることはとても嬉しいです。第 2 番は、ヨーロッパのコンサートでよく聴いていましたが、日本で弾かれる機会は少ないので貴重な機会だと思っています。とってもチャーミングな雰囲気で、協奏曲でありながら室内楽のような個々の楽器との密なコミュニケーションを取りながら演奏できる事が魅力的だと思います。会場のお客様と一緒に楽しめるように演奏させて頂きます。
      實川: 今まで、3番は演奏したことがありますが、ベートーヴェンのピアノコンチェルトはやはり特別です。特に、4番・5番に関しては強烈な憧れを持っています。その5番を演奏するのは、まだまだ先かなと思っていたので、今回演奏するにあたりすごく責任を感じています。やはり5番の風格はすごいですから。自分自身にとっても大切にしたい曲なので、じっくりと準備して臨みたいな、と思っています。

            岩崎洵奈 

        ♯ありがとうございます。ベートーヴェンへの想いがありそうですね。
        それでは、最後に、公演に対する意気込みなど、お客さまへのメッセージをお願いします。
                



      桑原: 今の自分らしく、フレッシュでダイナミックな演奏をしたいと思います。また、指揮の岩村先生と共演させていただくのは初めてなので、今からとても楽しみです。皆様の想い出に残るコンサートにしたいです。
      加藤: アプリコでは、5,6回演奏しているのですが、また戻って来られて嬉しいです。指揮者の岩村先生とも7年ぶりの共演となるのですが、パワフルな岩村先生に負けないくらい、若々しいベートーヴェンを皆さまに聴いていただきたいです。
      岩崎: 
      演奏してみたいと思っていたアプリコのステージに立てることが嬉しいです。素晴 らしい音響の中で、お客様と一緒に、アプリコの空間を堪能できるよう、精一杯演奏します。
      實川: 指揮者の岩村先生と、初めてベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏したのですが、今度は第5番を演奏できるのが、とても楽しみです。1日でベートーヴェンのピアノ協奏曲を全曲聴くという機会はないと思いますし、僕自身も1曲1曲、演奏が積み重なりエネルギーが高まったところ最後に演奏するのでみんなのパワーをもらって最高の演奏をしたいと思います


          ♯3/5の本番日、どのような演奏を聴かせてくださるのか楽しみですし、今から待ち遠しいです。
          本日は、まことにありがとうございました。

          最後に、留学中の今田 篤さんからメッセージが届きましたので、ご案内します。

        ♪留学中の今田 篤さんからメッセージ!


          この度はベートーヴェンピアノ協奏曲第4番を岩村力先生東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演することができ大変嬉しく思います。この作品は作曲された当時としては異例である冒頭がピアノソロから始まり、常に今までの常識を打ち破り新しいことに挑戦してきたベートーヴェンの意気込みを感じます。自然の偉大さ、温かさ、優しさが感じられる一楽章、ピアノソロとオーケストラが交互に対話し、内面的な音楽を展開する二楽章、 対照的に解放的で新しいものに突き進むエネルギーに満ち溢れる三楽章とそれぞれはっきりとした特徴を持ちつつも一つの大きな物語になっています。
         今回は18歳の時に初めて演奏して以来2度目となります。8年間日本とヨーロッパで経験したこと、学んだことを活かしてより音楽の深い部分を表現出来るように研究していきたいと思います。
         指揮者の岩村先生とは3度目の共演になります。音楽の会話を通じて自分の音楽がどのように化学変化していくのか今からとても楽しみです。