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大田区立熊谷恒子記念館
かなの美展「筆線の連なり~現代女流書展を振返る~」 

 平成31年4月27日(土)~令和元年7月15日(月・祝)

■展示内容の紹介
 連綿とは、一字一字を続けて書く書法です。昭和期に現代かな書家として活躍した熊谷恒子(一八九三~一九八六)は、かなの技法として「連綿とは続くと言うことで、かなの特色とも言えるでしょう」と連綿の重要性を説いています。連綿は、かなの美しさを発揮する上で欠かせないもので、連綿の流れるような線が気品のあるかなを形成します。 とくに恒子は、連綿の美しい線を書くように心掛けました。『山家集』を題材とした《山寺の》(一九七〇年)は、平安時代のかなに恒子独自の線を追究した作品の一つです。戦後、各新聞社主催の書道展が開催された中、本作品は、毎日新聞社主催の現代女流書展に出品した作品です。そこで本展では、現代女流書展第五〇回記念に伴い、主に恒子が現代女流書展に出品した書と資料をご紹介します。 
 現代女流書展は、一九七〇(昭和四十五)年から始まりました。本展覧会は、「女性書家の地位と技量の向上」を展覧会の目的に掲げ、さらに「一般の人が書に関心を持つような場所で開きたい」と百貨店での開催にこだわりました。その現代女流書展に恒子は、第一回から出品しており、所縁のある展覧会です。そこで『伊勢物語』の「ふじの山をみれば」(一九七四)や、『万葉集』の「わがやどに」(一九七三)などの出品作品を通して、現代女流書展と恒子の関わりを振り返るとともに、かなの美として、恒子が尊重した筆線の連なりをご堪能ください。
 開催中、展示作品のいくつかについて学芸員が解説するギャラリートークを開催し、庭園を特別にご案内いたします。また彫刻家の松本正一郎所蔵の立体作品を展示する「地域連携プログラム」を実施します。

かなの美展「筆線の連なり~現代女流書展を振返る~」
 プレスリリース  作品リスト   チラシ(表) チラシ(裏)


≪わがやどに(万葉集)≫1973年

■展示情報

会期 平成31年4月27日(土)~令和元年7月15日(月・祝)
開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日(4月27日(土)~5月6日(月・祝)は休まず開館し、5月7日(火)に休館します。)
入館料 大人:100円 小人:50円
※65歳以上(要証明書類)、6歳未満は無料。
ギャラリートーク及び庭園案内 5月4日(土)、5月25日(土)、6月29日(土)、7月13日(土)ともに13:00~(60分程度)
会場 大田区立熊谷恒子記念館

 
  

大田区立熊谷恒子記念館は、平成31年4月15日(月)から4月26日(金)まで展示替え等のため休館いたします。次回、かなの美展「筆線の連なり~現代女流書展を振返る~」は、平成31年4月27日(土)から開催します。